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X年後、AIに乗っ取られる?

近年、AIの進化により多くの仕事や役割が自動化され、業務の効率化が進んでいます。
とても便利な時代になりましたが、それに伴い「X年後この仕事がなくなる!」という内容の情報も多く見かけるようになりました。
仕事の将来性について不安を覚えたことがある方もいるのではないでしょうか。

では、このまま人間の世界はAIに乗っ取られてしまうのか?人間にしかできないことはなんなのか?

今回は、AIに代替することはできないものという観点で、私たちアルムナイ株式会社が大切にする「人と人とのつながり」の重要性について考えてみたいと思います。
 

AIは情報を処理し、タスクを遂行することはできますが、人間の心理や感情などの複雑に絡み合う情報を処理して対応することは難しいと言われています。
私たち人間は、同じ時間を過ごすことで、経験や感情を共有し、支え合い、共に成長することで関係性を深めます。
このような人間同士の関係性は、AIが持つ機能やアルゴリズムでは再現することができません。
この観点からは、「人と人とのつながり」は、単なる情報のやり取り以上の意味を持つことが分かるかと思います。
 

さらに、「人と人とのつながり」は社会の基盤を築くうえでも重要な要素なのではないでしょうか。
私たち人間は、生まれた時から死ぬ時まで、何かしらの組織(ここでは家族も一つの組織と位置付けます)に必ず一度は属することになります。
部員がいなくなるとその部活は廃部になってしまうように、所属する人間が誰もいなくなってしまえばコミュニティーは成り立ちません。人々が組織に属し、互いに信頼し合い、支え合うことで、そのコミュニティーはより強固なものになっていきます。
その中の(またはコミュニティーを跨いだ)コミュニケーションや対話を通じて、新たなアイデアや価値観が生まれ、(少々大袈裟かもしれませんが)最終的に社会全体の動きや発展につながっていく。
SNSで「バズる」というのも「人が発信し、共感され、つながっていく」という意味では一つの例になるのではないでしょうか。
これはAIが持つ能力では代替することができない、人間独自の特性です。
 

このように考えると、AIによる自動化や効率化が進んでも、「人と人とのつながり」は人間社会にとって不可欠であり、代替不可能なものと言えるのではないでしょうか。

感情や経験を通じた共感や支援によって形成される人間の絆「人と人とのつながり」が、今後も私たちがより豊かな人生を送り、より良い社会を築いていくために必要不可欠なものになっていくということは、情報のやり取りやタスクの遂行の自動化が進むごとに顕著になっていくと考えられます。

この「人と人とのつながり」が、“今いる組織”だけで終わってしまうのではなく、一人一人が“生まれてからこれまで属していた組織”とのつながりを「ゆるく、でもしっかりと」築き続けていけることが、これからの社会・一人ひとりの人生をより豊かにするための一助になるのではないでしょうか。

皆さんは、10年前一緒に働いていた方と今でも簡単に連絡が取れますか?


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