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【第二話】アルムナイって実はすごい?今こそ見直したい“元社員”との関係性

こんにちは!アルムナイ株式会社運営局です。

先週からはじまった、あるむちゃんの漫画連載。
「今後が楽しみ!」とのお声もいただき、いよいよ本日、第2話の公開です。


アルムナイとは?意味と語源をわかりやすく解説

アルムナイの語源は「母校」を意味するラテン語から

「アルムナイ(alumni)」という言葉は、もともとラテン語の「アルマ・マーテル(alma mater)」=母校を語源としています。
英語では主に卒業生や同窓生を表す言葉として使われ、大学の広報などでもよく見かける表現です。

ビジネスの現場での「アルムナイ」とは?

近年ではこの「アルムナイ」が、企業を退職した人=卒業生という意味で使われるようになってきました。
つまり、「会社を卒業した人」として、元社員(退職者・転職者)との関係性を見直す動きが注目されているのです。


アルムナイ制度が注目されている背景とは?

少子高齢化と人材不足の加速

企業が「アルムナイ」に目を向ける背景には、少子高齢化と労働人口の減少があります。
新卒採用の母数が減り、転職市場も売り手優位のなかで、
採用コストは年々上昇、加えて教育・育成にかかる時間も馬鹿になりません。

そんな中、「すでに自社の業務やカルチャーを理解している即戦力」が存在したら?
企業としては、喉から手が出るほど魅力的な人材です。


アルムナイは“辞めた人”ではなく“つながる人”

退職者との関係が新たな価値を生む時代へ

「一度辞めた人は終わり」という時代は、もう終わりつつあります。
アルムナイネットワークは、再雇用やフリーランスとしての協業のきっかけだけでなく、新たなビジネスチャンスにつながる情報源にもなります。

現役社員のエンゲージメントにも効果あり

さらに、企業が「退職後も関係を大切にする姿勢」を示すことで、
現役社員の心理的安全性や会社への信頼にも好影響をもたらします。
「ここは戻ってこられる場所」「長く関わっていける会社」——
そう思える環境は、社員のエンゲージメントを高め、離職の抑止にもつながっていきます。


まとめ:アルムナイは、企業にとっての“未来の仲間”

アルムナイ制度は、単なる再雇用の仕組みではありません。
退職後もつながる「関係性のデザイン」そのものです。

人材不足や採用難が続く中で、企業にとって「一度離れた人」との関係性は、あらためて見直す価値のある資産となります。
これからの時代、「誰と働くか」だけでなく、「誰とつながり続けるか」が重要になっていきそうです。


今週も、あるむちゃんは少しずつ成長中。
引き続き見守っていただけたら嬉しいです。

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弊社では、学校と卒業生、企業と退職者がつながり続ける文化を日本にも広げていきたいという思いで、スマホアプリResumeXを通じたアルムナイ制度活用支援を行っています。

卒業生や退職者の方々との関わりに限らず、在校生・在籍者、候補者(入学・入社)にも対象を広げてご活用いただけるサービスなので、興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

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