こんにちは!アルムナイ株式会社運営局です。
先週お届けした「新人教育をする人がいない…!」というあるむちゃんの奮闘、
今週はその後編を公開しました。
辞めてもなお、つながり続けられる関係性。
「頼れる人がいるって、いいなあ…」とあるむちゃんがこぼす場面が、
人事の本質をやさしく教えてくれるようです。
新入社員の受け入れが始まる春、多くの企業が直面するのが「教育担当者がいない」という課題です。現場は人手不足で、先輩社員も日々の業務に追われている中、新人にしっかりと向き合う時間を確保するのが難しくなってきています。
この問題は、教育の質の低下や新人の早期離職リスクにもつながり、企業にとって深刻な経営課題となりつつあります。
こうした状況に対して、近年注目されているのが「アルムナイ制度の導入」です。
アルムナイ(alumni)は、もともと“卒業生”を意味するラテン語に由来し、企業においては「退職者」を指します。つまり、かつて自社で働いていた元社員とのネットワークを築き、再雇用や業務協力、情報共有に活かしていくという考え方です。
アルムナイ活用は、以下のような形で行われています
こうしたネットワークを持つことで、「教育担当が不在」という場面でも、元社員という“信頼できる即戦力”に協力を仰ぐことが可能になります。
弊社が連載している漫画『あるむちゃんの漫画連載』でも、まさにこのテーマを取り上げています。人事部に異動したばかりの主人公・あるむちゃんが直面したのは、新人教育の担当者がいないという問題。現場は忙しく、引き受けてくれる人が見つかりません。
そんなとき、アルムナイ制度に詳しい案内役・アル先生の提案で、かつて新人教育を担当していた元社員(アルムナイ)に連絡を取ることに。結果的に、その元社員が快く協力してくれ、教育体制を無事に整えることができました。
このようにアルムナイは、新人教育の支援だけでなく、
といった面でも、企業にもたらすメリットは多くあります。
アルムナイ制度の導入とネットワーク構築は、「人が足りないから外注する」のではなく、「一度共に働いた信頼できる人と再びつながる」という、関係性の再設計にほかなりません。
新人教育に悩む企業こそ、退職者=資産という視点から、アルムナイ活用を見直してみてはいかがでしょうか?
今週も、あるむちゃんは少しずつ成長中。
引き続き見守っていただけたら嬉しいです。
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弊社では、学校と卒業生、企業と退職者がつながり続ける文化を日本にも広げていきたいという思いで、スマホアプリResumeXを通じたアルムナイ制度活用支援を行っています。
卒業生や退職者の方々との関わりに限らず、在校生・在籍者、候補者(入学・入社)にも対象を広げてご活用いただけるサービスなので、興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください!